男子と女子の脳のつくりは科学的にも違うと言われています。
その為、男子と女子は同じ人間で同じ考えだと思っていると、
すれ違いが生じたり喧嘩の原因になってしまうものです。
男女が完全に理解し合う事は難しいですが、
男女の脳の違いを知っておけば、「分かってくれない!」とイライラする
事も少なくなります。
そこで今回は、女子脳と男子脳の違い4つをお伝えします。
■マルチタスクとシングルタスク
男子はシングルタスク、女子はマルチタスクと言われています。
男子は、基本的に目の前にある1つの事にしか集中できないので「シングルタスク」の脳だと呼ばれています。
一方で、女子の場合は、目の前にある1つの事だけでなく同時に2つ3つの事ができる「マルチタスク」の脳と呼ばれており、
女子は子育てをする為にこのような脳のつくりになったのではないかと考えられています。
例えば、女子はテレビを見ながら料理をしたり、家族と話をしたり同時にいくつもの事をこなすことができます。
逆に、男子はテレビに集中していると、テレビにしか集中できないので話しかけたとしても上の空であるケースが
少なくありません。
このように脳のつくりが違うからこそ、上の空で話を聞いている男子に対して女性は腹が立つのですが、
男性には全く悪気がなく脳のつくり上、仕方のない事なのです。
■会話の目的の違い
男子にとって、会話の目的は伝達事項を伝える手段です。
また、女子の話を聞いていると、その内容に対して何か解決策を伝えなければならないと考えています。
そのほか、会話には「オチ」がなければならないと考えているのも男子です。
一方で、女子にとって会話の目的は、コミュニケーションの一環であったりストレスを発散する手段です。
その為、ただ話を男子に聞いて欲しいだけなのに、男子に駄目出しをされたりすると女子は怒ってしまいます。
男子にとっては、何か解決策を伝えて上げなければならないと考えているので悪気はないのですが、
これも男子と女子の脳のつくりの違いによるすれ違いです。
■男はフォルダ保存。 女は上書き保存。
恋愛に対して男はフォルダ保存・女は上書き保存だと言われています。
男子は、脳の中では今まで付き合ってきた元彼女も今の彼女も同じような位置付けです。
もちろん、現実的に、今の彼女が大切なのですが、元彼女たちもいつでもすぐに取り出せるような状態で
記憶されています。
一方で、女子の場合は、好きな男子が出来ると元彼の事はなかったかのように忘れてしまいます。
だからこそ、女子の場合は今の男子が1番ですので、元彼への気持ちは0に近くなってしまうので
「上書き保存」だと言われるのです。
■察して・言葉にして
女子の場合、寂しい・会いたいという気持ちを男子に対して、「察して欲しい」と感じています。
これは、女子が相手の表情や行動を見て相手の気持ちをある程度、察する事が出来る能力を持っているからです。
しかし、男子の場合、女子のように察する事が苦手で、察する事ができないので「言葉にして欲しい」と考えています。
その為、女子は男子に対して思っている事を言葉にして表してあげると
関係は上手くいくようになります。
■まとめ
今回は、女子脳と男子脳の違い4つをお伝えしました。
・マルチタスクとシングルタスク
・会話の目的の違い
・男はフォルダ保存。 女は上書き保存。
・察して・言葉にして
女子と男子の脳のつくりは基本的に違います。
その為、お互いが同じ人間だと思っているとすれ違いが生じてしまうケースが少なくありません。
男女がすれ違いなく良い関係を築いていくには、男女の脳の違いを知って
お互いに足りない部分を補うようにコミュニケーションをとっていく事です。
お互いの違いを知って、今よりも良い関係を築いていきたいものですね。